これまでとこれからも

インタビュー

政治家(議員)になろうと思った動機(きっかけ)は何ですか?

自分が政治家になろうという気持ちはさらさらありませんでした。20代より政治活動をもともと行ってきました。当時は、いかに日本をよくするかということに力を注いでいたので自分がという気持ちはありませんでした。

政治家(議員)として心掛けているところは?

一人の力で変えられることはなかなかありません。自分が大きな権力を持っているかのように誤解してはいけないと肝に銘じています。私はもっと若くて有望な人たちが議員として議会に入っていくべきだと考えているので、これについてはしっかり伝えていきたいと思います。もう一つは、小さな出来事にも気付くことでしょうか。政治は大きなお金を扱います。それは区民・国民の大切な血税であるとともに、身近な人にとっても小さな制度変更が大きく影響されることをいつも気に留めて一つ一つの議案や課題について心がけています。

政治家として遣り甲斐を感じることは?

最近では児童相談所に連れて行かれた子供たちが親元に戻っていく元気な姿を見たことが嬉しい出来事でした。児童相談所に保護される子供と聞けば、児童虐待と思うのがごくごく普通のことだと思います。ですが、家庭内の実情は第三者からは把握しがたいもの。必ずしも虐待事実があったとは限りません。

力を入れている(入れていく)政策は何ですか?

選挙では外国人生活保護の問題を訴えましたが、グローバル化のなかで私に課せられた役目はこの点だと思います。入管法が改正され、これから外国人労働者受け入れ拡大に日本政府は舵を切りました。昨今、在留外国人の健康保険や社会保障に関する問題が頻発しています。これはそもそもずっと日本に住み続けてきた日本人を前提にした制度設計だからです。私は移民受け入れに強く反対する立場ですが、本当に外国人労働者を入れるなら、外国人労働者も人間ですから病気やけがもするし、結婚も出産もする。このことを踏まえた対策が必要です。「我々は労働力を呼んだが、やってきたのは人間だった」という先人の言葉は非常に重い言葉です。

政治家にならなかったら何になりましたか?

以前は、「コア抜き」と呼ばれる高強度のダイヤモンドカッターでコンクリート製の壁や床に穴を開ける工事の会社に携わっていました。穴を開ける理由はいろいろあります。工事途中に設計が変更となったり、改築のなかで配線やパイプを増やすといった際、さらに場合によっては配管を入れ忘れてしまったという時に必要になります。もちろんどこにでも穴が開けられるわけではありません。鉄筋も切断してしまっては建物の大きな問題が起きかねません。ですので、穴を開ける位置の選定に注意を払う作業です。今でもその関係の仕事を続けていたかもしれません。

有権者(特に若い方達)へのメッセージをお願いします。

「私に投票してください」という言葉を言うつもりはありません。一緒に政治家をめざしませんか?そんな話を若い皆さんにはしたいです。